2021~2022年末年始の母の様子(施設宿泊)

母の認知症

12月28日(火)は母のマイナンバーカードの申請に行ってきた。
役所に事前予約を行い、施設のケアマネさんにもメールで連絡し行動を伝えておく。
母自身には12月27日(月)に行く事を伝える。(あまり前に伝えてしまうと母が色々考えてしまって眠れなくなったり騒ぎ出したりするので、実家に行く時は直前に伝える様にしている。)
ケアマネさんには事前にメールのやり取りで無駄が起きないように、また母の気分が変わらないようにフォローをお願いする。

10時頃駅前でレンタカーを借りて父の墓参りをした後に11時頃施設着。施設の方に声をかけて母をピックアップ。(前日夜雪が降っていたので母を連れての墓参りは難しいと判断)
認知症の症状が進んでいるのか、言葉が少ない気がした。車の中での主たる会話は天気について。本人曰く「最近は話をしようとすると話す事を忘れる」との事。
スーパーでお昼ご飯を買って、実家で一緒に食べる事にする。
(母自身、実家に人が入る事を気分よく思わない様で、我々と実家に居る事についても落ち着かない。なので、認知症が進んでからは我々の帰省は主に日帰りである。)
実家に到着して母がトイレに入っている間に実家の茶の間周りの写真を撮る。ケアマネさんも家の中に入れてもらえず、家の中の状況を心配していたので、後で共有する事にする。
妻が台所に入ると洗い場が洗っていない食器だらけ、母「片づけるから」と言い出し自分で食器の片づけをしている。(人に触られたくない模様)
ひとしきり、台所の片づけが終わってからお昼を食べる事にする。(片づけが終わらないと気が済まないらしい)

お昼を食べて、本人確認書類を持っている事を確認し役所に出発。(申請の時間をオンラインで予約していたので、必要書類は事前に母に郵送されていた。必要書類に関しては施設の方と一緒に記載してもらっていた。)ちなみに、マイナンバーカードの申請において必要な本人確認書類はこれ
※この中のAが無かったのでB二点を持っていけば良い事を役所に確認した。

役所には早めに着いたが、空いていた模様で即チェックイン出来た。書類は既に記載済なので母の写真を撮って申請作業は完了。
受付の方に「受け取りお知らせのハガキは私のところに送ってもらえませんか?」と聞く。
「本人以外の住宅以外ダメです。」との回答。
本人が認知症やら障害やらで受け取れない場合とかに関しては考慮されていない制度らしい。
そりゃ普及しないよね。

母が正しく郵便物を受け取る事が出来るか否か不安なので、実家の郵便物を全て私のところに転送出来る様に『郵便局にて転居届』を行う。(実際に転居するわけではないけど、郵便局を転送するにはこれしか方法はない)

ひとしきり手続きが終わったら、施設に送って行く。普段の生活と変わったことをすると混乱してしまうので、なるべく早く母を日常に戻してあげる。
送りの車の中では「年末年始は施設に泊まった方が良いよ」「家が気になる時は昼間に戻って来ればいいし」と言って年末年始は施設に泊まる事を促す。実際、年末年始は病院なども閉まっているので施設に居てもらった方が安心できる。
ミッションを完了し東京に戻る。

翌12月29日(水)の夕方、いつも通りに母に電話する。「明日から施設に泊まるのでパジャマを送れ」との命令。この時既に18時を過ぎていたが、近所のスーパーでパジャマを買って宅配便の営業所に直接持っていく。明日の夕方には間に合う模様。安心する。

12月30日(木)、ケアマネさんからのメール。パジャマを受け取った。31日から施設に泊まる予定だが本人が泊まらないと言い出しているんので、直接話して欲しい。との連絡。あれ?今日から泊まるのでは?と。まあ、認知症の人と話してればこういう事がよくあるので、気にしない事にする(笑)
母に電話をかけて話す。「パジャマ送ったので使ってね」「心配しないで泊まっていいよ」と話し、母も了解した模様。昨日言った『明日泊まる』という話に関しては忘れている模様。これもまた認知症あるあるなので仕方ない。

12月31日(金)、1月1日(土)、1月2日(日)共に夕方電話をしてみる。施設にいる模様。周りがザワザワしているので手短に電話を切る。機嫌は良さそうだ。『明日は泊まらないかも』と言っている。「泊まりたい時は遠慮なく泊まって」「帰りたい時は遠慮なく言って」と伝える。母も納得した模様。認知症の対応の基本「否定しないように諭す」のが難しい。

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